
積算価格とはどういうものなのか
不動産投資をする上では、「積算価格」という言葉を理解しておく必要があります。
積算価格とは、簡単にいうと「見積もり」を指します。
不動産投資を行うオーナーの中には、これから建設する物件を購入しようと考える人もいます。
経験のあるオーナーの場合、「このような設備や機能がついていれば、より利回りが良くなるはずだ」と考えて、設計や建設に協力することがあります。
オーナーは建設された物件を購入する人になるため、このように意見を伝えることが可能なのです。
このとき、「希望の設備やデザインの物件を建設するために、どれくらいの費用がかかるのか」という概算を出すのが積算価格です。
つまり積算価格は、建設会社からオーナーへ出される見積もりと考えると良いのです。
積算価格には種類がある
積算価格には大きく分けて、3つの種類があります。「大概算」「概算」「本算」という3つがあり、それぞれに役割があります。
大概算は、「本当に大体のイメージで出される見積もり」です。
大概算は相見積もりのときなどに提示されることが多く、オーナーにイメージをつかんでもらうための役割を果たします。
建設会社もざっくりとしたイメージで計算するため、実際に建設し始めると費用が大概算とずれることはよくあります。
次に概算は、大概算よりも細かい点まで考慮して出された見積もりです。
実際に契約をする前に出されることが多く、オーナーが建設会社への建設依頼を前向きに検討している場合に提示されます。
概算の金額になると、実際の工事費用に近い額になります。
最後に本算は、契約後に提示される見積もりです。
本算は物件を建設するために行われる各工事ごとの費用が見積もられており、それを合計して算出されています。
概算よりもさらに細かく見積もりがなされており、この費用でオーナーは物件の建設を依頼することになります。
建設会社は、さまざまな部署や親方と相談しながら、積算価格を計算します。
大概算は比較的簡単に提示することができるものの、概算や本算は、提示に時間がかかるのです。
積算価格について理解しておこう
このように積算価格は見積もりのことを指しますが、3つの種類があります。
それぞれをきちんと理解しておくことで、今後の不動産投資に役立つこともあるはずです。
また、建設当初からオーナーが参画するためには、不動産投資で豊富な経験をもっていることが大切です。
不動産投資をこれから始める初心者の場合は、あまり積算価格は関係がないと思うかもしれません。
ただ、今後役立つ可能性は十分にある知識のため、それぞれの種類についてしっかりと理解しておくことをおすすめします。